診療科/担当部ご案内

乳腺・内分泌外科

受付時間

受付時間
午前 8:30~11:30 午後 12:15~16:00

外来担当医表

午前
9:00~12:00

(非常勤)

(偶数週)

-
午後
13:00~17:00
- -
- -

※乳がん検診は、午前9:00~11:00、午後13:00~15:30でご予約承ります。

部長メッセージ

泌尿器科 部長 杉田 省三

当科の特色

あなたの健康をサポート

乳がん、甲状腺疾患など、女性特有の病気の早期発見・早期治療に力を入れ、患者さまのQOL向上を目指します。定期的な検診や、手術後の生活サポートも行っています。

01
乳がんに
寄り添う
乳がんの手術から最新の薬物療法、緩和医療まで、一人ひとりに合わせた治療を行います。
02
受診しやすい
診療体制
月曜から土曜まで診療日を設けており、緊急時にも対応可能な診療体制を整えています。
03
安心・安全で
確実な治療
甲状腺手術では、切開を設けない内視鏡手術を取り入れています。
※内視鏡補助下頚部手術

乳腺・内分泌外科は、乳腺疾患と内分泌疾患に対する外科的治療を中心に診療を行っています。
乳腺疾患とは、乳腺症、乳腺線維腺腫などの良性疾患と乳がんなどの悪性疾患を合わせて指します。乳がんに対しては手術治療を中心に薬物療法、放射線治療を組み合わせて治療を行います。薬物療法は、乳がんのタイプに応じて治療薬を選択します。
内分泌疾患とは甲状腺、副甲状腺などのホルモンを分泌する臓器の異常をきたす疾患です。当科では甲状腺疾患に対する外科治療を行っており、術中神経モニタリングシステム(NIM Vital™)を導入し、音声機能の維持に努めています。また、一般的な手術は頚部に切開を行いますが、要件を満たせば頚部に切開を設けない内視鏡手術も可能です。加えて、進行・転移性甲状腺がんの薬物療法にも力を入れており、通院治療にて最新の分子標的治療が可能です。

内視鏡下甲状腺手術(VANS法)

内視鏡下甲状腺手術は、内視鏡を用い、目立たない場所を小さく切開して、病巣部を摘出する手術です。当院では、2024年より実施しています。

詳しくはこちら

対象疾患・診療内容

  1. 乳腺症

    乳房痛や硬結の原因となるなることが多く、原因として女性ホルモンとの関連が強いです。経過観察することも多いですが、症状が強い場合は薬物療法を行います。

  2. 乳腺腫瘍

    乳腺線維腺腫や葉状腫瘍が多いです。乳腺線維腺腫は手術することはあまりないですが、葉状腫瘍では手術することがほとんどです。腫瘍の大きさにより手術法や切開の位置は変わりますが、基本的には乳腺を部分的に切除します。

  3. 乳がん

    乳がんは大きく分けて4種類に分類され、それぞれ治療の方法も異なりますが、手術治療、薬物治療(抗がん剤、ホルモン療法、分子標的治療)、放射線治療の組み合わせで行います。進行性・転移性乳がんに対しては、主に薬物療法を行います。

  4. バセドウ病

    内科的治療や放射線治療で治療が困難な場合に手術治療を検討いたします。基本的には甲状腺全摘術を行います。

  5. 腺腫様甲状腺腫

    甲状腺腫が大きく圧迫症状がある場合や悪性の疑いがある場合に手術治療を行います。腫大の程度などにより甲状腺部分切除や全摘術を選択します。

  6. 甲状腺腫瘍

    主に甲状腺濾胞性腫瘍に対して手術治療を行います。場所や個数に応じて甲状腺葉切除や甲状腺全摘術を選択します。

  7. 甲状腺がん

    腫瘍の大きさや場所にて手術可能な場合にはまず手術を行います。病状に応じて手術後に放射性ヨウ素内用療法を行います。切除不能・転移性甲状腺がんに対しては放射性ヨウ素内用療法や薬物療法を行います。

乳房の病変の確定診断としての病理学的検査

病理学的検査とは患者様の部分から採取された組織や細胞から顕微鏡標本を作り、それを病理医が観察して、どのような病気であるかを診断する検査です。マンモグラフィ検査や超音波検査を行っても乳房内の病変が良性か悪性か判定できない場合や悪性を疑う場合に病理学的検査を行います。病理学的検査には患者様の負担やかかる時間・正確性などによる違いがあります。

病理学的検査の方法

  1. 穿刺吸引細胞診(FNA)

    病変に細い針を刺して病変部の細胞を吸引し診断します。患者様の負担が最も少ない手技です。

  2. 針生検(CNB)

    病変に太い針を刺して病変部の組織片を採取し診断します。採取する細胞や組織の量が十分にある場合はこの手技で行うことが多いです。

  3. 吸引式乳腺組織生検(VAB)

    バネを利用して病変の組織を吸引・採取し診断します。病変の大きさ・場所・性質などの理由によりB(針生検)で採取組織量が不十分であったり、それが予想される場合に行う手技です。針生検より診断精度が高いですが、刺す針が太くなることと費用が高くなることがデメリットです。

    吸引式乳腺組織生検は日帰り手術として認められますので、任意の医療保険で日帰り手術に加入されている場合は保険適応になります。詳しくは各保険会社にお問い合わせください。

    吸引式乳腺組織生検
  4. 摘出生検

    局所麻酔下で病変そのものを直接手術で取って診断します。A〜Cの手技で診断がつかない場合の最終手段です。

大阪市がん検診・大阪市がん検診精密検査協力医療機関についてのご案内

がん検診の目的は、がんを早期発見し、適切な治療を行うことです。

当院では、大阪市がん検診の、乳がん検診、胃がん検診、大腸がん検診、前立腺がん検診を受けていただくことができます。

詳しくはこちら

当院は、大阪市がん検診精密検査協力医療機関です。

要精密検査判定の通知が来た方は、当院の受診が初めての方でもお電話にてご予約を受付けています。
詳しくは、患者総合支援センター06-6531-0819(直通)までお問い合わせください。

診療科パンフレット

診療科のパンフレットもご用意しております。PDFをダウンロードしてご覧いただけます。

お問い合わせ

代表電話

Tel.06-6531-1815

電話受付時間平日9:00~17:00・土曜日9:00~13:00
※救急センターへの問い合わせは24時間対応