当院について
理事長ご挨拶
私たちは医療を通じた
人々との心のふれあいを基本理念とし、
地域社会に貢献します。
社会医療法人寿楽会は1924年(大正13年)開設された「外科 大野病院」を起点とし、1989年(平成元年)「大野記念病院」への改称・新築移転を経て、2024年(令和6年)に創立100周年を迎えました。この間、大野記念病院を核として、寿楽会クリニック(透析クリニック)、大野クリニック(健診クリニック)・m・oクリニック(健診クリニック)、箕面グリーンビィラ(介護老人保健施設)、ハーバータウンクリニック(透析クリニック)の6施設で寿楽会グループを形成し、今では職員総数約1,000名が在籍しております。
寿楽会グループは、【ホスピタル・コミュニケーション】を理念とし、患者様の人間性を尊重し、心のふれあいと徹底したトータルケアで健康への願いに応えます。
質の高い医療を極めるため、日夜、技術の向上を目指し日々研鑽を積んでいます。また、専門特化を指向し、地域の医療に誠実に貢献し、医療における自己実現のために心豊かな人格形成を目指し学び続けます。
私たちは、科学的な病院経営で病院医療の発展性を追求しており、変化は次のステージへの挑戦と考えております。その挑戦に憶することなく、初志貫徹の精神で前進し続けることが「HOSPICO OHNO」の次なるカタチを創り、患者様、利用者様、地域の方々、各企業の方々、医療関係者等、寿楽会を取り巻くすべての人々と信頼関係を築くことにつながると確信しております。病院HOSPITALは「人をあたたかくもてなす」「手厚い看護」等の意味を持つ「HOST」を語源としています。社会医療法人寿楽会は病院本来の姿を忘れることなく常に志を抱きつつ、懸命に努力する医療サービスとの両立を心がけ、すべての患者様、利用者様にとって居心地のよいコミュニケーションの場でありたいと願い、様々な疾患を抱えて受診される皆さまのトータルケアを目指します。
社会医療法人 寿楽会 大野記念病院
理事長 大野 良興
名誉院長ご挨拶
心の通いあう内科診療を目指します。
令和2年3月末に大阪市立大学医学研究科代謝内分泌病態内科学教授の任期を大過なく終え、令和2年4月1日より名誉院長の拝命を受け、大野記念病院の一員として加わりました。大学病院では、主に内分泌疾患(甲状腺、骨/Ca代謝異常、骨粗鬆症)、糖尿病、リウマチ性疾患(関節リウマチ)、睡眠障害、慢性腎臓病・透析分野の専門診療に携わってきました。
本院では、受診患者さんの日常生活での身体活動、栄養摂取や睡眠などをうまく調整し、生活を楽しめ、やりがいのある社会生活を行えるまでの良好な身体・精神環境を保持しうるトータルケアを目指した内科診療を行いたいと考えています。そのためにも、患者さんの日常生活を把握したうえで、当院での今後の診療プランの立案・実行のみならず、身体・精神が安定した後に地域の先生方と一緒になって、各々の患者さんが地域で積極的に生活を送れるような、包括的な地域連携を行っていければと思います。よろしくお願い申し上げます。
社会医療法人 寿楽会 大野記念病院
名誉院長 稲葉 雅章
院長ご挨拶
継続者こそが挑戦者
との思いと共に。
当院は、大正13年1月に開設され、令和6年1月に100周年を迎えました。
私たちの理念は、『私たちは心のふれあいと安心で質の高い専門医療を通して、人々に最良の癒しを提供します』です。様々な困難が起こった際にも、一度この理念に立ち戻り、職員一丸となり乗り越えてきた歴史があります。
患者さまに満足いただける病院を作ることは、医療人なら誰しもが掲げる目標です。しかし、実現には困難を極めます。何故なら個人個人の価値観や性格が違い、100人の患者さまがいれば、100通りの満足感がるあるからです。 近年、病院のホテル研修などが流行っているようですが、ホテルに来るお客さまと病院に来る患者さまの対応が同じであってはなりません。これはホテルと病院は相反する施設であるからです。ホテルは、安らぎと快適さを求められますが、病院は病気による苦痛の除去と治療を求められます。つまりホテルは皆、来る人は仮面をつけている人々の集まりで特別な時間が流れます。一方、病院は素顔をさらけ出し、全ての事実を情報として聞き出し、痛みを伴う時間が流れます。ここを十分理解して患者さまに対応していきたいと考えています。
私は、病院という組織の最も重要な財産は、そこで働く職員と考えております。患者さまに満足していただく医療を提供する為には、そこで働く職員が働きやすく、情熱を持って業務に従事できる環境でなくてはなりません。全職員のモチベーションを上げること、そして希望を持てるよう全力でサポートする事が、院長としての私の責務と考えております。“継続者こそが挑戦者でなくてはならない” 私たちは100周年を迎え、この思いを胸に刻んでさらに進んでいきます。
今後も院長として、また一人の医師として地域医療に身を捧げる覚悟です。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
社会医療法人 寿楽会 大野記念病院
院長 山内 伸一